Moore至誠監査法人

TOP MESSAGE

理事長挨拶

「至誠は付加価値の源」─────── 吉村智明

我が国の公認会計士法は公認会計士の使命として
「公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。」
と定めています。

その使命を果たすために私たちは次のような経営理念を共有しています。

『企業は財務諸表を通じて企業情報を発信している。
 我々はこの財務諸表に深くかかわりを持つ職業である。
 我々はこの財務諸表の信頼性を担保する必要がある。
 我々にとって必要なことは、社会に対して・企業に対して・自己に対して公正であることである。
 そのためには、
 自己研鑽の継続・独立性の堅持・倫理観の保持・法令順守・確立した個が求められる。』

この経営理念のもとMoore至誠監査法人は「Moore Global」のネットワークを活用し、「至誠」の気持ちで仕事をやり遂げます。

*至誠という言葉は「至誠にして動かざる者は 未だ之れ有らざるなり」という孟子の言葉を引用して吉田松陰が使っていたとされています。

孟子「離婁章句」

原文

孟子曰 居下位而不獲於上 民不可得而治也 獲於上有道 不信於友 弗獲於上矣 信於友有道
事親弗悦 弗信於友矣 悦親有道 反身不誠 不悦於親矣 誠見有道 不明乎善 不誠其身矣
是故誠者 天之道也 思誠者 人之道也 至誠而不動者 未之有也 不誠 未有能動者也

訳文

孟子曰く、
家来が君主の信任を得られないならば、民衆の心を得ることはできない。
君主の信任を得るには道がある。

友人に信用されないようでは、君主の信任を得る事は出来ない。
友人に信用されることにも道がある。

親に仕えて喜ばれないようでは、友人にも信用されない。
親に喜ばれるのにも道がある。

自分自身を反省して誠の心がなければ、親にも喜ばれない。
誠の心を持つことにも道がある。

何が善かを分からなければ、誠の心を持つことなどできない。
誠の心とは、天の道に従うこと。
誠でありたいと思うことは、人の道。
至誠にして動かざる者は、いまだかつていない。
また、誠の心持たずして、人を動かせた者もいない。